特許翻訳
日中翻訳文検討事項及び翻訳チップ
発行日 : 2022.12.23

Panwordsチップ]日―中翻訳文検討改善事項及び翻訳チップ9

 

10年以上の特許実務経歴を持つ弁理士が翻訳文に対して最終チェックを行い、中国の特許実務に合わない部分がある場合、その旨及び補正コメントを提供することにより、成果物の品質を保証します。

 

Panwordsでは品質保証のため、翻訳文に対する検討及び改善事項を整理し、社内教育資料として利用しております。なお、品質保証に対する意志をお見せすることで、一部のみ定期的に公開しておりますので、ご参考ください。

*以下の内容はPanwordsの著作物であり、その他の用途でのご利用はご遠慮ください。  

 


1.技術分野_機械加工

2.原文

被測量装置300も一体として測量装置200に含まれるものとして解釈しても構わない

3.修正前

也可以解释为被测量装置300作为一体而包含在测量装置200中

4.修正後

也可以解释为被测量装置300也一体地包含在测量装置200中

5.修正理由 &補正案 & その他

【修正前の訳文の問題】

補正前の訳文は日本語原文のまま直訳したものであり、中国語表現で、単一のものが一体となるのは違和感のある表現である。


【修正後の訳文】

補正後の訳文は、中国語表現上より自然である

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

生体電極100は、起伏基材となる基材110に直接、下地層130、電極部120の第1導電層121及び第2導電層122をそれぞれ印刷積層する態様だけでなく、その他の態様であっても製造可能である。

3.修正前

除了直接在作为起伏基材的基材110分别印刷层叠基底层130、电极部120的第一导电层121以及第二导电层122的方式,也能够以其他方式制造生物电极100

4.修正後

也能够以其他方式制造生物电极100,而不仅是直接在作为起伏基材的基材110分别印刷层叠基底层130、电极部120的第一导电层121以及第二导电层122的方式。

5.修正理由 &補正案 & その他

【修正前の訳文の問題】

日本語原文は、「その他の態様であっても製造可能である」という内容を強調し、これに対して、補正前の訳文では、当該強調内容を文の後ろに置いたので、強調の効果が弱くなりました。

【修正後の訳文】

補正後の訳文は、「その他の態様であっても製造可能である」に対応の内容を文の前に移動することで、強調の効果がより強くなりました

  

1.技術分野_建築施工

2.原文

鋳造用駒、鋳抜きピン等の鋳造付属品(10)は、金型(50)に囲まれる部位に断熱材(61)を備える

3.修正前

铸造用模型、起铸销等铸造配件(10)在被金属模具(50)包围的部位具备隔热件(61)

4.修正後

铸造用模型、成孔销等铸造配件(10)在被模具(50)包围的部位具有绝热材件(61)

5.修正理由 &補正案 & その他

【修正前の訳文】

金型について、「金属模具」に訳すると、範囲が狭くなります。

【修正後の訳文】

「模具」という訳文は、より適切です

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

タッチセンサ部材を被覆部材から剥離した後に、別のタッチセンサ部材を空気等の異物が入り込まないように被覆部材に貼りつけるのは簡単なことではない

3.修正前

在将触摸传感器部件从被覆部件剥离后,以空气等异物无法进入其他触摸传感器部件的方式贴附被覆部件并不简单

4.修正後

在将触摸传感器构件从被覆构件剥离后,将其他触摸传感器构件以空气等异物无法进入的方式贴附到被覆构件上并不简单

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は発明の技術案を考慮せず、誤訳したものです。

【補正後の訳文】

明細書の記載によると、発明の技術案は、タッチセンサ部材を被覆部材から剥離し、前記剥離のタッチセンサ部材とは異なる別のタッチセンサ部材を被覆部材に貼り付け、貼り付ける際に、他のタッチセンサ部材と被覆部材との間に空気等の異物が入り込めないようにします。

補正後の訳文は、原文を正しく反映したものです

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記基準線は、前記被測量基礎点と前記被測量基礎点の一方側に隣接する第一隣接基礎点とを結ぶ第一基準線、及び、前記被測量基礎点と前記被測量基礎点の他の一方側に隣接する第二隣接基礎点とを結ぶ第二基準線、を含む。

3.修正前

所述基准线包含联结了所述被测量基础点和与所述被测量基础点的一方侧邻接的第一邻接基础点的第一基准线,以及,联结了所述被测量基础点和与所述被测量基础点的另一方侧邻接的第二邻接基础点的第二基准线。

4.修正後

所述基准线包括将所述被测量地基点和第一相邻地基点连结而成的第一基准线以及将所述被测量地基点和第二相邻地基点连接而成的第二基准线,所述第一相邻地基点是与所述被测量地基点的一方侧相邻的地基点,所述第二相邻地基点是与所述被测量地基点的另一方侧相邻的地基点。

5.修正理由 &補正案 & その他

【修正前の問題】

和文の順序に従って直接に翻訳しましたので、「和与」が連用されてしまい、理解しづらくなり、不明瞭になりやすいです。

【修正後の訳文】

文を分割することで、容易に理解でき、不明瞭である指摘を避けました

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記一対の保持部のうち、前記前面片を覆う一方の保持部が、前記前面片を載置させる他方の保持部の互いに対向する端部のそれぞれに間隔を空けて複数設けられている

3.修正前

所述一对保持部中的覆盖所述前面片的一方保持部在载置所述前面片的另一方保持部的互相对置的各个端部隔开间隔地设置有多个

4.修正後

所述一对保持部中的覆盖所述前面片的多个一方保持部隔开间隔地设置在载置所述前面片的另一方保持部的互相对置的各个端部

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

中国語原文の語順に基づいて訳したものであり、不明瞭になる虞れがあります。

【補正後の訳文】

語順を調整することで、容易に理解でき、不明瞭である指摘を避けました

 

1.技術分野_建築施工

2.原文

操作領域及びセンサ電極の対が複数並んで設けられている場合に

3.修正前

在操作区域以及传感器电极的对多个排列地设置的情况下

4.修正後

多个成对的操作区域以及传感器电极并排设置的情况下

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文】

直訳することになり、不明確になります。


【補正後の訳文】

語順を調整することで、容易に理解できるようになります

 

1.技術分野_電気

2.原文

第1状況は、前記離床通知を受けた前記介護スタッフが前記被介護者の離床を介護できた状況である。

3.修正前

第一状况是收到所述离床通知的所述护理人员能够对所述被护理者的离床进行护理的状况

4.修正後

第一状况是收到所述离床通知的所述护理人员已经对所述被护理者的离床进行护理的状况

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

「できた」を「できる」と誤訳しました。「できた」と「できる」の時制は異なります。

【補正後の訳文】

「できる」とは、「可以做某事」の意味であり、「できた」とは、「做好了某事」、「已完成了某事」の意味です。

補正後の訳文は、中国語表現で明確になります

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

酸化チタンの光触媒5としての効果は、一般に、光8の量(紫外線8a)や光8の当たる面積に比例する

3.修正前

氧化钛作为光触媒5的效果一般与光8的量(紫外线8a)和光8的照射面积成比例

4.修正後

氧化钛作为光触媒5的效果一般与光8的量(紫外线8a)和光8的照射面积成正比

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

原文において、「比例する」が使用されています。一般的に、「比例する」は「正比例する」の意味です。しかし、補正前の訳文には、「比例する」を“成比例”に直訳し、正比例、反比例の両方の意味が含まれており、表現が不明確になります。

【補正後の訳文】

補正後の訳文は、「比例する」を“成正比”に訳することで、表現が明確になります。

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記基準線は、前記被測量基礎点と前記被測量基礎点の一方側に隣接する第一隣接基礎点とを結ぶ第一基準線、及び、前記被測量基礎点と前記被測量基礎点の他の一方側に隣接する第二隣接基礎点とを結ぶ第二基準線、を含む

3.修正前

所述基准线包含联结了所述被测量基础点和与所述被测量基础点的一方侧邻接的第一邻接基础点的第一基准线,以及,联结了所述被测量基础点和与所述被测量基础点的另一方侧邻接的第二邻接基础点的第二基准线。

4.修正後

所述基准线包括将所述被测量地基点和第一相邻地基点连结而成的第一基准线以及将所述被测量地基点和第二相邻地基点连接而成的第二基准线,所述第一相邻地基点是与所述被测量地基点的一方侧相邻的地基点,所述第二相邻地基点是与所述被测量地基点的另一方侧相邻的地基点

5.修正理由 &補正案 & その他

【修正前の問題】

和文の順序に従って直接に翻訳しましたので、「和与」の表現になってしまい、読み取りにくい文となっています。

【修正後の訳文】

文を分割することで、理解しやすくなります

 

1.技術分野_建築施工

2.原文

建築物の基礎工事において、例えば設計情報に基づく基礎点墨出しが行われる

3.修正前

在建筑物的基础施工中,进行例如基于设计信息的基础点的上墨

4.修正後

在建筑物的地基施工中,例如基于设计信息进行地基点放线

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文】

1.「基礎」という用語について、建築分野において、「基础」に直訳することは、適当ではないです。

2.「墨出し」という用語が、建築分野において、「上墨」に訳することは殆どないです。

【補正後の訳文】

建築分野において、「基礎」の訳文として、「地基」と使われ、「墨出し」の訳文として、「放线」と使われます

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

左端42bと右端42cは、左端13b,14bまたは右端13c,14cとの高さ差が左端12bと右端12cよりも大きい

3.修正前

相比左端12b和右端12c,左端42b和右端42c与左端13b、14b或是右端13c、14c的高度差大

4.修正後

左端42b和右端42c与左端13b、14b或右端13c、14c之间的高度差大于左端12b和右端12c与左端13b、14b或右端13c、14c之间的高度差

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語原文の直訳であり、どちらの高度差がどちらの高度差より大きいかは不明確であります。

【補正後の訳文】

補正後の訳文は、「左端42bと右端42cと、左端13b,14bまたは右端13c,14cとの高さ差は左端12bと右端12cと左端13b,14bまたは右端13c,14cとの高さ差よりも大きい」のようになり、明確になります

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

チップソーは、例えば木材及び木質材料、外壁等の窯業系材料、パイプ等の鉄鋼材料やアルミニウム等の非鉄金属材料の被削材を切断する

3.修正前

圆锯片切断例如木材以及木质材料、外壁等陶瓷类材料、管道等钢铁材料或铝等非铁金属材料的被切削材料

4.修正後

圆锯片切断例如木材以及木质材料、外壁等陶瓷类材料、管道等钢铁材料或铝等非铁金属材料的被切削件

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

日本語の「材」とは、原料となるものや、役にたつものなどを意味するので、場合によってその訳文も変わります。補正前の訳文は「材料」となり、つまり「原料となるもの」のように訳されました。「被削材」の前に「非鉄金属材料」という限定があるので、「原料となるもの」のように訳されたことは相応しくないと考えられます。

【補正後の訳文】

補正後の訳文は、「役にたつもの」を表す「件」に訳され、より適切です

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

サイディングボードの意匠面の端縁に柄飛びと呼ばれる欠損が生じ易い

3.修正前

装饰板的设计面的端缘容易产生被称为跳纹的缺陷

4.修正後

在壁板的设计面的端缘容易产生被称为图案变形的缺陷

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文】

中文の「跳纹」は、高速回転の工具の振動でワークに形成される不規則なテクスチャであり、適切ではないと考えられます。

【補正後の訳文】

補正後の「图案变形」がより適切です

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記複数のトルクセンサのうち第1のトルクセンサは第2のトルクセンサに対して検出軸が垂直な位置関係にあるように配置される

3.修正前

在多个所述扭矩传感器中,第一扭矩传感器配置为其检测轴相对于第二扭矩传感器垂直的位置关系

4.修正後

在多个所述扭矩传感器中,第一扭矩传感器配置为,所述第一扭矩传感器的检测轴相对于第二扭矩传感器的检测轴垂直的位置关系

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語原文の直訳であり、互いに垂直するものがどのものか、不明確です。

【補正後の訳文】

補正後の訳分は、技術案を理解した上でのものであり、互いに垂直するものが、第1のトルクセンサの検出軸と第2のトルクセンサの検出軸であることをを明確にしました


1.技術分野_機械加工

2.原文

前記研磨パッドと前記第1領域との前記定盤周方向の接触長さは、

 前記ドレッサーが前記定盤の外周縁に位置するとき、前記ドレッシング面の前記定盤径方向の外周側の側部から、前記ドレッシング面の前記定盤径方向の内周側の側部に向かうにつれて、次第に低減する

3.修正前

所述研磨垫与所述第一区域在所述定盘周向上接触长度为,

在所述修整器位于所述定盘的外周缘时,从所述修整面在所述定盘径向上的外周侧的侧部,随着朝向所述修整面在所述定盘径向上的内周侧的侧部,逐渐减小

4.修正後

在所述修整器位于所述定盘的外周缘时,随着从所述修整面的所述定盘径向上的外周侧的侧部朝向所述修整面的所述定盘径向上的内周侧的侧部,所述研磨垫与所述第一区域在所述定盘周向上接触长度逐渐减小

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

直訳すると「接触长度为,从……随着朝向……逐渐减小」となり、これは不自然な中国語であり、理解しづらく意味不明な翻訳文になります。

【補正後の訳文】

語順を調整することにより、中国語表現が自然になるとともに理解しやすくなり、「次第に低減する」のが何を指定するか明確ではない問題を回避することができます

 

1.技術分野_電電子機器

2.原文

識別性判定部は、前記第1、第2の検証点間の明度差に対して前記補正された第3、第4の基準閾値の一方を比較して明度差識別性を判定する。

3.修正前

识别性判定部,对所述第一验证点与所述第二验证点之间的明度差比较所述校正后的第三基准阈值和第四基准阈值中的一者来判定明度差识别性。

4.修正後

识别性判定部,将所述校正后的第三基准阈值和第四基准阈值中的一者与所述第一验证点与所述第二验证点之间的明度差进行比较来判定明度差识别性。

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は日本語原文を直訳したものであり、比較対象が明確ではないです。

【補正後の訳文】

補正後の訳文では、明瞭になります

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

チップソーのチップは、略直方体であって台金に接合される

3.修正前

圆锯的刀头为大致立方体,接合于基体件

4.修正後

圆锯片的刀头为大致立方体,接合于基体

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

1.日本語原文「チップソー」に対して、中国語「圆锯」と翻訳され、「圆锯」が、モータなどを含む装置と理解される場合が多く、その訳文が適切ではないです。

2.日本語原文「台金」に対して、中国語「基体件」と翻訳され、「基体件」が、中国ではあまり使われていないものです。

【補正後の訳文】

補正後の中国語「圆锯片」、「基体」がより適切です

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

頸部に電気刺激やイオン導入などの美容効果を奏する頸部美容器であって、血管が集中し、刺激にも敏感な頸部において、快適で効果的な美容作用を及ぼすと共に、取り扱いも容易な頸部美容器を提供すること

3.修正前

提供一种实现对颈部进行电刺激或离子导入等美容效果的颈部美容仪,在血管集中且对刺激敏感的颈部,实现舒适且有效的美容作用且易于操作

4.修正後

提供一种起到对颈部进行电刺激或离子导入等美容效果的颈部美容仪,在血管集中且对刺激敏感的颈部,达到舒适且有效的美容作用且易于操作

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文で、「効果を奏する」と「作用を及ぼす」との内容に対して、同じく「实现……效果」と「实现……作用」と翻訳されましたが、翻訳文が不自然です。

【補正後の訳文】

補正後の訳文で、「起到……效果」「达到……作用」に修正され、自然な中国語翻訳文になります


1.技術分野_機械加工

2.原文

前記第1すくい面(14)との交線に第1切れ刃(16)を形成し、前記丸鋸刃の外周に位置する逃げ面(18)

3.修正前

退刀面(18),位于所述圆锯片的外周,在与所述第一前刀面(14)的交叉线形成第一切削刃(16)

4.修正後

退刀面(18),位于所述圆锯片的外周,在与所述第一前刀面(14)的交线形成第一切削刃(16)

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、不明確の訳文です。中国語の「交叉线」は、交差する2つの線を指し、訳文が不明確です。

【補正後の訳文】

日本語は、2つの面が交差してなる線を表すものですので、訳文である「交线」がより相応しいです。

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記保持孔領域の内側であって研磨剤の供給が望まれる研磨剤供給領域

3.修正前

位于所述保持孔区域的内侧且希望供给研磨剂的研磨剂供给区域

4.修正後

5.修正理由 &補正案 & その他

「望まれる」という表現は、中国の請求項ではあまり使わないものであり、自発補正で対応すべきものであると考えられます。出願前に、例えば「研磨剤を供給しようとする研磨剤供給領域」に補正することを提案します

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

形成される凹凸の高低差が低くなり、凹凸によって形成される装飾の輪郭が鈍くなる

3.修正前

形成的凹凸的高低差变小,通过凹凸形成的装饰的轮廓变钝

4.修正後

形成的凹凸的高低差变小,通过凹凸形成的装饰的轮廓变得不明显

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語の直訳であり、中国語として違和感があるものです。つまり、中国語では、輪郭が鈍いという表現がないです。

【補正後の訳文】

文の前後のロジックによって、「輪郭が鈍い」は、輪郭がはっきりではないと意味するので、このように意訳することで、中国語により相応しいです

 

1.技術分野_化学

2.原文

シクロアルキル基はシクロプロピルメチルなどのようにアルキル基によって環が置換されることができる

3.修正前

环烷基的环可以被如环丙基甲基等烷基取代

4.修正後

环烷基的环可以被烷基取代,如环丙基甲基等

5.修正理由 &補正案 & その他

上記のシクロプロピルメチル」は、シクロアルキル基の環がアルキル基によって置換された場合だと思われるため、修正しました。

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記フレア傾斜面の径方向寸法Wは、前記素管の外径寸法Dに対して、下記式1が成立する大きさに設定されていることを特徴とするフレア継手構造。

   0.27D ≦ W ≦ 0.34D   …式1

3.修正前

所述扩口倾斜面的径向尺寸W设定为相对于所述管坯的外径尺寸D而下述数学式1成立的大小,

0.27D≤W≤0.34D…数学式1

4.修正後

所述扩口倾斜面的径向尺寸W设定为相对于所述管坯的外径尺寸即D而下述数学式1成立的大小,

0.27D≤W≤0.34D…数学式1

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語原文の直訳であり、「径方向寸法W」及び「外径寸法D」は、その全体を用語として認定される場合があります。この場合、式1におけるW及びDが如何にどういうものであるか、不明確と指摘される恐れがあります

【補正後の訳文】

補正後の訳文において、「即」が追加され、つまり「径方向寸法即ちW」となり、上記問題を解消できます

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記素管よりも外径が小さい機械加工部を前記円筒管の管端部に形成する

3.修正前

在所述圆筒管的管端部形成外径比所述管坯小的机械加工部。

4.修正後

在所述圆筒管的管端部形成外径比所述管坯的外径小的机械加工部。

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語原文の直訳であり、機械加工部の外径が素管のどういうものよりも小さいか、不明確と指摘される恐れがあります

【補正後の訳文】

補正後の訳文は、「外径が前記素管の外径よりも小さい機械加工部」のようになり、明確になります

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

前記第1評価直線は、前記予測厚みパターンよりも大きい側から前記予測厚みパターンに接する直線である

3.修正前

所述第一评价直线是从大于所述预测厚度图案的一侧连接到所述预测厚度图案的直线

4.修正後

所述第一评价直线是从大于所述预测厚度图案的一侧与所述预测厚度图案相切的直线

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文では、「に接する直線」が「に接続する直線」に訳され、誤訳されました

【補正後の訳文】

その出願における「に接する」は、数学での意味であり、中国語の「相切」に相当するので、補正後の訳文が正しいです

 

1.技術分野_光学

2.原文

光を部分的に反射させる

3.修正前

反射一部分光线

4.修正後

反射一部分光

5.修正理由 &補正案 & その他

修正前の翻訳文は誤訳とはいえませんが、光は実際に存在する波長範囲が380-780mmの電磁波であり、光線は光の進む道を示す幾何学的な線で実際に存在しないため、修正後の翻訳文が正しい翻訳だといえます


 

1.技術分野_機械加工

2.原文

チップソー1は、台金2を回転させて各チップ11~19で被削材に溝を形成し、最終的に被削材を切断する

3.修正前

圆锯1使基体件2旋转而由各锯片11~19在被切削件形成槽,最终将被切削件切断

4.修正後

圆锯片1通过使基体件2旋转而由各刀头11~19在被切削件形成槽,最终将被切削件切断

5.修正理由 &補正案 & その他

【構成】

チップソー1は、台金2を有し、台金2に挿設された回転軸により台金2を回転させています。

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語原文の直訳であり、チップソー1により台金2を回転させると理解される場合があります。

【補正後の訳文】

補正後の訳文において、「通过」が追加され、中国語表現としてチップソー1と台金2との関連性を弱くし、上記問題を解消できます

 

1.技術分野_機械加工

2.原文

左端22dは、台金2に接合された状態で平刃21の切れ刃21cよりも高低差21gだけ台金2の径方向外方に位置する。

3.修正前

左端22d在接合于基体件2的状态下,比平刃21的切削刃21c向基体件2的径向外方偏靠高低差21g。

4.修正後

在接合于基体件2的状态下,左端22d位于向基体件2的径向外方比平刃21的切削刃21c错开高低差21g的位置。

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文において、「偏靠」という中国語が使用されています。この中国語は、日本語の「寄せる」の意味に近く、通常、~を方向に「偏靠」のように使われます。補正前の訳文を日本語に訳しますと、「高低差21gで台金2の径方向外方に寄せる」になり、違和感があります。

【補正後の訳文】

補正後の訳文は、「左端22dは、台金2に接合された状態で平刃21の切れ刃21cから高低差21gだけ離れる台金2の径方向外方に位置する」ようになり、明確になります。

  

1.技術分野_機械加工

2.原文

シミュレーションした結果、式(3)に示す平刃21への2倍の重み付けをした場合の切れ刃線関連長さAと重み付けをしていない場合の1刃当たりの切れ刃線長さで切削動力との関係に違いが出ることがわかった

3.修正前

模拟的结果可以看出式(3)所示的对平刃21进行2倍加权的情况下的切削刃线关联长度A和不进行加权情况下的每一刃的切削刃线长度下,与切削动力的关系出现差异

4.修正後

模拟的结果可以看出,式(3)所示的对平刃21进行2倍加权时的切削刃线关联长度A与切削动力的关系不同于不进行加权时的每一刃的切削刃线长度与切削动力的关系

5.修正理由 &補正案 & その他

【補正前の訳文の問題】

補正前の訳文は、日本語原文の直訳であり、どのパラメータと切削動力との関係に違いが出るか、人によって明確に判断できない場合があります。

【補正後の訳文】

補正後の訳文は、「シミュレーションした結果、式(3)に示す平刃21への2倍の重み付けをした場合の切れ刃線関連長さAと切削動力との関係は、重み付けをしていない場合の1刃当たりの切れ刃線長さと切削動力との関係と異なることがわかった」ようになり、明確になります

 

1.技術分野_化学

2.原文

化学式Aの化合物は化学式Bのようにアリール基に置換することができる

3.修正前

化学式A可以被如化学式B的芳基所取代

4.修正後

如化学式B,化学式A可以被芳基所取代

5.修正理由 &補正案 & その他

翻訳では化合物Aは化学式Bと同じアリール基に置換される意味として翻訳されています。

しかし明細書全文に基づくと、化学式Bは化学式Aがアリール基に置換された後の産物です。

したがって、原訳文のような方式は明細書全文で表現しようとする内容と異なる場合があります。

 

1.不自然な中国語

2.原文

(出願番号: CN2014****68317 、請求項61314行目)

   オペレータによる前記回転機械部品の1回の異常判断を可能にする

3.

行操作人的上述旋机械部件的1次的异常判断

4.

「オペレータの前記回転機械部品の1回の異常判断を可能にする」に翻訳した

5.アドバイス

操作人够进行上述旋机械部件的1次的异常判断

(即ち、「オペレータによって前記回転機械部品の1回の異常判断を行うことを可能にする」に翻訳する。)

 

1.技術案の誤訳

2.原文

(出願番号:CN2015****38571、請求項11213行目)

  前記サーバは、

データ処理ソフトウェアおよび前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータを蓄積したデータベースを有し..

3.

上述服务器包括:数据库,该数据库存储数据处理软件和上述旋转机械部件的每种型号的规格数据,

4.

「前記サーバはデータベースを有し当該データベースデータ処理ソフトウェアおよび前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータを蓄積した」に翻訳した

5.当業界の基本常識

サーバは、データを蓄積したデータベースと、データを処理するソフトウェアと、を有する。

6.明細書の記載

前記サーバ6は、データ処理ソフトウェア4および前記回転機械部品1の型番毎の仕様のデータ5を蓄積したデータベース15を有し...(段落【0012】)

.アドバイス

「上述服务器包括:数据处理软件和数据库,该数据库存储上述旋转机械部件的每种型号的规格数据」に補正する。

 (即ち、「 前記サーバは、データ処理ソフトウェアと、前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータを蓄積したデータベースと、を有する」ように翻訳する。)

 

1.文法の誤訳

2.原文

(出願番号:CN2018****67422、請求項111行目)

   この1回の検出データごとに、前記サーバへの送信が実行され...

3.

关于1次的检测数据,进行向上述服务器的发送。

4.

「この1回の検出データについて、前記サーバへの送信が実行され」に翻訳した

5.アドバイス

「向上述服务器发送每个1次的检测数据」に補正する


1.前提部分と特徴部分との区分不備

2.原文

出願番号: CN2019****17352、請求項147行目)

請求項1

  …電動ブレーキ装置であって、

 前記制御装置は、

  運転者によるブレーキ操作手段の操作に応答して前記電動アクチュエータを動作させ、前記ブレーキロータに前記押圧部材を押し付けて制動力を与える基本制御手段と、 …有し、 …

3.

一种电动制动装置,其包括基本控制单元,其特征在于……。

4.

「であって」は、翻訳中前提部分と特徴部分との境界として、翻訳された。

「基本制御手段」は、運転者の操作に応答して、電動アクチュエータを動作させ、ブレーキロータに押圧部材を押し付けて制動力を与える。

現行技術のブレーキでは、基本的に上述のように制動を行うので、当該「基本制御手段」は既存技術に属する。

既存技術が前提部分に記載されていない場合、特許法実施細則21条を満たさないとの拒絶理由通知書が発行される可能性がある。

5.アドバイス

「基本制御手段」を前提部分に移すようにご提案。

 

1.技術分野_化

2.原文

本発明の組成物は銀または銀合金を酸化させるための酸化剤の成分である硝酸を含む。

3.修正前

本发明的组合物包括硝酸作为用于氧化银或银合金的氧化剂成分。

4.修正後

本发明的组合物包括硝酸作为对银或银合金进行氧化的氧化剂成分。

5.修正理由 &補正案 & その他

修正前の文は誤とはいえないが、場合によっては「酸化銀又は銀合金に使用される酸化の成分」と理解されることもあります。

修正後の文は、上記の問題点は存在せず、正しい翻だといえます

 

1.技術分野_電電子機器

2.原文

上記プロセッサで、第一イメジ及び第二イメジを保存するイメジ保存段階;…

3.修正前

图像存储步骤,处理器,存储第一图像以及第二图像;

4.修正後

图像存储步骤,处理器存储第一图像以及第二图像;

5.修正理由 &補正案 & その他

修正前の翻文は文法的に見て問題のない翻文とは言えますが、第一イメジ及び第二イメジをプロセッサに保存する意味で解されることもあるので、技術的に妥ではありません。

修正後の翻文は、プロセッサによって、第一イメジ及び第二イメジが(例えばメモリに)保存されるという意味になるので、技術的にみると正しいです。

  

1.技術分野_電電子機器

2.原文

上記ヒーターは、上記**部に対応する上記Aの第一部分を直接に加熱し、上記第一部分から上記++部に対応する上記Aの第二部分へ伝達される熱を利用し、上記++部を間接に加熱する。

3.修正前

所述加热器直接加热与所述**部相对应的所述A的第一部分,并且通过从所述第一部分传递至与所述++部相对应的所述A的第二部分的热热量来间接加热所述++部。

4.修正後

所述加热器直接加热与所述**部相对应的所述A与所述**部对应的第一部分,并且通过从所述第一部分传递传导至与所述++部相对应的所述A与所述++部对应的第二部分的热量来间接加热所述++部。

5.修正理由 &補正案 & その他

修正前の翻訳文は原文を直訳したものではありますが、このような翻訳文は各構成要素の関係が明確になっていないため、原文で表現しようとする内容を明確に表現することができません。

具体的に、明細書の図面を参考すると、**部と実質的に対応する部分は第一部分ですが、修正前の翻訳文は**部はAと対応するということで理解されるため、修正後の翻訳文がより正しい翻訳になります。

 

1.技術分野_設備・装置

2.原文

上記Aは、垂直方向に沿って各々貫通するように形成され、上記B及び上記Cを各々吸着するよう空力を提供する第1空ライン及び第2空ラインを含む。

3.修正前

所述A包括分别形成为沿垂直方向贯通所述A,并且提供真空力以吸附各个所述B和所述C的第一真空管线和第二真空管线。

4.修正後

所述A包括第一真空管线和第二真空管线,所述第一真空管线和所述第二真空管线分别形成为沿垂直方向贯通所述A,并且提供真空力以分别吸附各个所述A和所述C的第一真空管线和第二真空管线

5.修正理由 &補正案 & その他

注意点:読点(,)の使用

修正前の翻文は、読点の誤用により原文の意味が誤解されることがあります。

設備・装置が含む主要構成を文章の冒頭に記載し、当該構成についての限定内容をその後に具体的に記載することにより、設備・装置の各構成を一目瞭然に整理することができます。